PancakeSwap Infinity:ミームコイン作成者にとっての意味
PancakeSwap Infinity(旧称 Pancakeswap v4)は、ミームコイン作成者の利益に大きくプラスの影響を与える複数のアップデートを導入しました。
端的にいうと、PancakeSwap Infinity は CLAMM プールと LBAMM プール、ダイナミックフィー hooks、そしてプール作成時のガス代を99%削減する仕組みを導入しました。
さらに、Solana など他のチェーンでミームコインを作成している方も、新プロトコルでローンチ済みプロジェクトを bridge して PancakeSwap で再ローンチすることが可能です。つまり、自分のプロジェクトをマルチチェーン化できます。
PancakeSwap Infinity の主な変更点
PancakeSwap がミームコイン作成者向けに導入した主な変更点は以下のとおりです。
1. liquidity pool 作成コストが99%削減
ここで PancakeSwap は Singleton Contract と呼ばれる仕組みを導入しました。Solana と同じように、すべての liquidity pool が、利用可能なプールがリスト化された巨大な smart contract に集約されるため、liquidity pool 作成手数料が実質ゼロになります。
また、BNB と ETH のスワップにかかるガス代は半分になります。
- Singleton contract:プール作成のコストは数セント程度(以前は0.2 BNB 超)。
- ネイティブスワップが50%オフ:ETH/BNB のガス代は半分。ボリュームも手数料収入も伸びます。
2. CLAMM vs LBAMM:手数料戦略を選ぶ
さらに PancakeSwap Infinity では、liquidity pool をローンチするための新しいプロトコルとして CLAMM と LBAMM の2種類が導入されました。
CLAMM はよりボラタイルなプロトコルで、LBAMM は価格レンジで管理されるため安定性が高めです。
| 戦略 | Pool | メリット |
|---|---|---|
| ローンチ初期24時間以内の Pump | CLAMM(集中型) | 少ない資金で深い流動性を実現。5倍上昇を狙うなら最適 |
| 低ボラティリティ | LBAMM(bins) | slippage なしでも取引可能。手数料のパッシブ farming |
3. ユーティリティを追加する hooks(再デプロイ不要)
hooks はアドオンのようなもので、Solana における token の拡張機能に似た役割を果たします。ローンチしたトークンに新しい機能を追加できます。代表的なものは以下のとおりです。
- Dynamic Fee Hook:ボラティリティが高まると LP への手数料配分を増やします。
- VIP Discount:whale 向けに手数料を割り引いて、大口ボリュームを呼び込みます。
- Token-Holding Discount:ロイヤルな holder に報酬を与え、保有率を高めます。

4. ダイナミックフィー
この Hook は特に魅力的なので、もう少し詳しく掘り下げてみたいと思います。
Infinity の dynamic fee hooks では、ボラティリティが高まると手数料率が上昇し、相場が落ち着くと下がります。
ミームコイン作成者にとっての結果:LP を吸い取る bot が減り、ローンチ初期の pump では手数料収入が最大2倍になります。
5. マルチチェーンローンチ
Infinity はマルチチェーン対応を実装しました。つまり、Solana ですでに meme coin を作成済みの場合でも、Infinity に参加できるということです。
PancakeSwap が Solana でプログラムを開始すれば、Infinity も Raydium や Orca と並ぶ Dex の一つとして登場します。これにより、そこで token をローンチして Infinity に参加できるようになります。
まとめ
PancakeSwap Infinity のローンチは、PancakeSwap のミームコイン作成者にとってコストの大幅削減とカスタマイズ性の向上を意味します。さらに、他のチェーンのユーザーも自分の token を Infinity でローンチできるようになり、新たな市場が開かれます。

